【安田記念】アレグリア 12秒4軽快伸び!藤沢和師も納得「動きは良かった」

2020年6月4日 05:30

<安田記念>レイエンダ(左)と併せ追い切るグランアレグリア(撮影・河野 光希)

 昨年の桜花賞馬グランアレグリアは杉原(レースは池添)を背にWコースへ。レイエンダ(5歳オープン)を5馬身追走。直線では内から馬なりで併入した。余力を残しながら6F80秒8~1F12秒4。伸びやかな脚さばきで躍動した。

 藤沢和師は「動きは良かった。順調です」と納得顔。前走・高松宮記念は初の6F戦。遅い流れに苦しみながらもラストで豪快な脚を繰り出して2着(繰り上がり)。当初に予定したヴィクトリアマイルは調整の遅れから回避したが、5月13日に入厩してからは順調に調整を重ね、態勢は万全だ。指揮官は「前走は初の1200メートルで幾分戸惑ったが、しまいの伸びは良かった。今回は慣れているマイル戦。問題ない。牡馬相手でハードルは高いが頑張ってもらいたい」と期待を口にした。こちらも美浦の名門が誇る桜花賞馬。黙って白旗というわけにはいかない。

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