【東京新馬戦】兄“フラッグ以上”サトノレイナス高評価 国枝師「初戦から楽しみ」

2020年6月4日 05:30

<新馬戦追い切り>ルメール騎乗のサトノレイナス(右)はリュラネブラと併せ追い切る(撮影・郡司 修)

 東西で新馬戦がスタートする。7日の東京5R(芝1600メートル、牝馬限定)でデビュー予定のサトノレイナス(牝=国枝、父ディープインパクト)がルメール騎乗で追い切った。Wコースで軽快に脚を伸ばし、5F69秒3~1F13秒0(馬なり)。ルメールは「ストライドが大きく、しっかり伸びた。能力はありそう。乗りやすいし手応えも良かった」と好感触を口にした。

 母はアルゼンチンG1オークス、1000ギニーを制したバラダセール。全兄は今年の弥生賞ディープインパクト記念を制したサトノフラッグ。18年の当歳セレクトセールで1億円(税抜き)で落札された期待馬だ。兄も管理する国枝師は「穏やかな気性は兄と似ている。兄はデビュー当時、モタついていたが、こちらは反応がいい。ゲートもいいし初戦から楽しみ」と期待を寄せた。

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