絶好調西村厩舎、今週も怖い2頭
2020年7月15日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=14日】いわゆる夏競馬が始まってから8勝。調教師別で最多の勝ち星をマークしているのが開業6年目の西村厩舎だ。先週は函館2勝、阪神で1勝。山田真助手も「うちはいつも夏場の成績がいいんですよ」と柏原に胸を張った。月別の勝率ベストは6月の11・7%。次いで7月と8月が11・5%。印象の通りだ。これは見逃せない。
今週は土曜阪神メインのジュライSにオーヴェルニュを送り込む。休み明けで昇級の前走・三宮Sが7着。木下助手は「前走は逃げると思っていた馬より内側の枠に入った分、行かざるを得ない展開。それで掛かり気味になった。仕方ない」。ひと叩きして調子を上げ、2走目で前進だ。日曜福島メインの福島テレビオープンにはレジェーロ。3歳同士の前走・葵Sで控える競馬に対応して2着に入ったのは収穫だった。山田真助手は「小回りは合いそう。古馬と初対戦になるけど具合はいいし別定51キロなら」と期待十分。好調厩舎の勢いが2頭を後押しする。