【紫苑S】マジックキャッスル末脚信じる!国枝師「この馬の競馬をするしかない」
2020年9月9日 05:30 中山土曜メインは秋華賞TR「第5回紫苑S」(3着まで優先出走権)。オークス5着のマジックキャッスルが、春の雪辱を期して始動する。オークスは後方から追い込んでの5着。国枝師は「直線で勝ち馬(デアリングタクト)との“イス取りゲーム”に負けてしまったね。あそこで位置を取り切れていれば、もっと上位に来られたはず」と悔やむ。
ここまで6戦して、大きく崩れたのは桜花賞(12着)のみ。「(敗因は)重馬場に尽きる。こなせると思ったが、得意な馬がたくさんいて通用しなかった」と振り返る。夏の休養で「落ち着きが出た」と気性面も成長。「前走のように後半に脚を残していく形がいい。中山の開幕週で難しい面もあるが、この馬の競馬をするしかない」と末脚勝負に徹する。