【紫苑S】加藤、長岡先輩から刺激 ミスニューヨークと秋華賞目指す
2020年9月9日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=8日】人も馬も、秋の大目標に向けて大切な一戦になる。ミスニューヨークはデビューから6戦連続で加藤が手綱を取っている。前走の松島特別を快勝し、重賞初挑戦となる紫苑Sでもコンビ継続。夏の北海道遠征から栗東に戻った加藤は火曜朝、約2カ月ぶりに愛馬の背中へ。好感触をつかむと、汗を拭いながら思わず笑みを浮かべた。
「前走よりも緩さが解消されて、芯が入った感じですね。長く脚を使えるのが持ち味ですし、今回もそこを発揮できるように。馬のリズムは守りつつ、いいポジションをキープできれば…と思っています」
杉山晴厩舎は若手騎手を積極的に起用しながら、リーディング6位と躍進中。8月の小倉記念ではアールスター&長岡が人馬そろっての重賞初制覇を決めた。加藤は「長岡先輩が勝ったのは刺激になりました。杉山先生にはずっと乗せていただいて感謝してますし、これからも乗せてもらえるように結果を出したいです」と意気込む。このコンビで秋華賞へ。岡崎も陰ながら応援するつもりだ。