【凱旋門賞】ディアドラ、スペンサーと初コンビ 30日に出走馬確定

2020年9月30日 05:30

ディアドラ

 フランスG1凱旋門賞(10月4日、パリロンシャン芝2400メートル)に日本馬として唯一参戦するディアドラ(牝6=橋田)の鞍上が英国のジェイミー・スペンサー(40)に決まった。初のコンビとなる。

 主戦のオイシン・マーフィー(25)が検疫、そしてカタールレーシングとの専属契約の関係で渡仏できない公算が大となったため。英国のニューマーケットで同馬に同行する橋田助手は「フランスの騎手からもオファーがありましたが今回は追い切りに乗って、レースに向けて話し合っていける騎手でいきたいと考えていました。そんな中、ジェイミーが“検疫覚悟で行く”と言ってくれたので依頼しました」と経緯を説明した。スペンサーは05、07年に英国リーディングを獲得するなど世界各国でG1を制しているトップジョッキー。30日のニューマーケットでの最終追い切りに騎乗する。

 【30日出走馬確定】凱旋門賞は29日現在、22頭が登録されている。今年の英ダービー馬サーペンタインは30日までに追加登録が必要。サーペンタインを含め、A・オブライエン厩舎はラブ、モーグル、ソヴリン、ジャパンの最大5頭出しの可能性がある。ゴスデン厩舎はエネイブル、名ステイヤーのストラディバリウス、6戦6勝ロジシャンの3頭。地元フランス勢が8頭、そして日本馬ディアドラ。エクリプスS覇者ガイヤース、愛チャンピオンS覇者マジカルはここに登録がなく、他のレースに回る。同レースは30日、出走馬が確定する。

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