【凱旋門賞】1番人気ラブ 馬場悪化で回避…日本馬ディアドラは12番ゲート決定

2020年10月2日 05:30

 JRAが馬券発売するフランスG1凱旋門賞(4日、パリロンシャン)は1日、出走馬15頭のゲート番が決まった。また同日、ブックメーカーの1番人気ラブ(牝3=愛Aオブライエン)が馬場の悪化を理由に出走を取り消した。ラブは米G1・BCターフ(11月7日、キーンランド)に目標を切り替え、余力次第ではその後日本、または香港遠征も視野に入れる。この日、エリザベス女王杯(11月15日、阪神)に予備登録した。

 凱旋門賞3勝目を目指すエネイブルは5番ゲート。ラブの回避を受けて、ブックメーカーのオッズは3倍程度から2倍ほどに急騰。1強ムードが際立つ。武豊が騎乗するジャパンは11番、唯一の日本馬ディアドラは12番ゲートに入った。管理する橋田師は「連日の降雨で馬場が相当悪くなっているようです。コースのどのラインを走ればいいのか予測できない状況ですので、枠については何とも言えません」とコメント。追い切りから一夜明けたこの日は、滞在中の英国ニューマーケット調教場で1時間の引き運動を行い、体調を整えた。

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