【天皇賞・秋2週前追い】ウインブライト回復順調「一歩一歩」 松岡が落馬骨折から復帰

2020年10月16日 05:30

ナンヨーローズ(右)と併せて追い切るウインブライト(撮影・郡司 修)

 「第162回天皇賞・秋」(11月1日、東京)の2週前追いが行われ、左前蟻洞(ぎどう=蹄の内部にアリの巣状の空洞ができる疾患)で休養していたウインブライト(牡6=畠山)が美浦Wコースで順調な回復ぶりをアピールした。村田を背にナンヨーローズ(2歳未勝利)と併せ馬。3馬身追走から馬なりで外併入し、5F68秒5~1F12秒4。畠山師は「爪の不安だから伸びさえすれば全く問題ない。一歩一歩進んでいる段階」と話した。

 スタンドには愛馬の調教を見守る主戦・松岡の姿があった。2月8日の東京6Rで落馬し左大腿骨骨折で休養していたが、11日には調教に騎乗。来週からの競馬復帰を目指している。「(外から)調教を見るのは久しぶり。まだ万全ではないけど、ブライトに合わせて復帰を目指している」と意気込んでいた。

特集

2020年10月16日のニュース