【京都新馬戦】シャフリヤール「伝説の新馬戦」制す 福永「期待通り」

2020年10月25日 12:57

 菊花賞当日に芝1800メートル戦で行われる新馬戦は「伝説の新馬戦」として有名。

 18頭のフルゲートで行われた今年は、1番人気シャフリヤール(牡=藤原英、ディープインパクト)が鋭く伸びて差し切った。全兄にアルアインがいる良血。福永は「期待通り。きっちりかわしてくれた。初戦としてはいい内容。将来性もあるよ」と笑顔で振り返った。次走は未定。

 菊花賞当日の芝1800メートル新馬戦は08年1着アンライバルド(皐月賞)、3着ブエナビスタ(牝馬2冠)、4着スリーロールス(菊花賞)が、のちにクラシックホースとなった。09年の1着ローズキングダム、2着ヴィクトワールピサもG1を制覇、その後も12年1着エピファネイア、18年1着ワールドプレミアがG1ホースとなった(14~17年は1800メートルで行われず)。

 ちなみに、昨年の勝ち馬レクセランスは、このあとの京都メイン11R・菊花賞に出走する。ビッグタイトルをつかみ取るか注目だ。

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