【天皇賞・秋】復帰松岡ブライトと強敵撃ちだ「この馬だけは僕が乗るアドバンテージある」
2020年10月30日 05:30 苦難を乗り越え黄金コンビがG1舞台に帰ってくる。天皇賞・秋に出走する松岡正海(36)とウインブライト。松岡は2月8日の東京6Rで落馬し左大腿骨骨折の重傷。相棒のブライトも蟻洞(ぎどう=爪に空洞が生じる疾患)に苦しみ、人馬共に半年以上の休養を余儀なくされた。
当初は夏競馬での復帰プランもあった松岡だが、想定以上に回復が長引いた。それでも必死にリハビリを重ね、愛馬の復帰に間に合うよう先週から騎乗を再開した。松岡は「僕で勝てる馬は誰が乗っても勝てる。でもブライトだけは違うと思っている。一緒に戦って成長してきた。癖も動かし方も分かっている。この馬だけは僕が乗るアドバンテージがある」と力を込める。休み明けは苦手なブライトだが「緩かった腰周りが追うごとにしっかりしてきた」。思い入れの強い相棒の確かな良化を感じ取りながら強敵に挑む。