【有馬記念】ワールドプレミア、ラストひと伸びで武豊と急上昇!

2020年12月24日 05:30

武豊騎手を背にCWコースにて単走で追い切るワールドプレミア(撮影・亀井 直樹)

 長期ブランク明けを叩いて急上昇だ。昨年3着の菊花賞馬ワールドプレミアは武豊を背にCWコース単走。スピード感ある走りでスムーズな脚さばき。ラスト1Fで気合をつけると、そこからグイッとひと伸び。6F83秒9~1F12秒6をマークした。武豊が感触を口にする。

 「前半からいい感じで入れて最後まで気分良く走れていました。前走のジャパンC(6着)はギリギリ間に合ったかな?という感じだったし、今回は余裕を持って臨めます」。そのジャパンCは11カ月ぶりの実戦。さすがに本調子で臨むことはできなかった。「相手が強かったけど実力を改めて確認。レース直後は今後が楽しみだなと思いました」と振り返る。ひと叩きした上積みは大きい。

 武豊は90年オグリキャップ、06年ディープインパクト、17年キタサンブラックで有馬記念3勝。「最後のレースは僕が締めくくりたい」と力を込めた。

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