クロフネが老衰で死す 23歳 01年にNHKマイルC、ジャパンCダート制す

2021年1月18日 18:32

2001年のジャパンCダートを制した武豊騎乗のクロフネ

 2001年にNHKマイルCとジャパンCダートを制し、同年のJRA賞最優秀ダートホースを受賞したクロフネ(牡23歳)が17日、繋養先の北海道安平町の社台スタリオンステーションで老衰のために死亡した。18日、JRAが発表した。

 00年10月にデビューすると、01年に芝&ダートのG1で優勝を飾り、10戦6勝で引退した後は同所で種牡馬入り。11年にスプリンターズS、12年に高松宮記念を制したカレンチャンや昨年阪神JFを制したソダシ(牝3=須貝)などのG1馬を輩出。種牡馬引退後も引き続き同所で繋養されていた。

 ▼社台スタリオンステーション事務局・徳武英介氏 当スタリオンで功労馬として繋養しておりましたクロフネが、老衰のために死亡いたしました。夏の間はとても元気に過ごしていたのですが、ここ2カ月ほど体調が優れず1月17日の午後2時に息を引き取りました。現役時には芝・ダート問わず優秀な成績を残し、種牡馬としても人気が高く2018年まで17シーズンの間、休みなく頑張ってくれました。とてもフレンドリーな馬でスタッフからもよく可愛がられており大きなショックを受けておりますが、クロフネには感謝の気持ちで一杯です。心からご冥福をお祈りいたします。

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