【オークス】ソダシ 無敗2冠へ疲れなし一点の曇りもなし、いたって順調

2021年5月17日 05:30

白毛馬初のクラシックを制したソダシ(撮影・奥 調)

 無敗2冠へ。ソダシは日曜朝、時折雨が降る中、CWコースでフットワークを確かめた。栗東トレセンでは日曜と火曜のCWコースは左回りで調教が行われる。騎乗した北村助手は「左回りの感触を確かめたかった。悪くなかったですよ。いたって順調に来ています」と好仕上がりを伝えた。

 桜花賞が1分31秒1のコースレコード。その反動は?G1・6勝のゴールドシップも手がけた腕利き、今浪厩務員は「それが思ったほど疲れが出なかったんですよ」として言葉を継ぐ。

 「桜花賞前も2カ月ビッシリと乗り込んで、へこたれなかった。調教はメニュー通り、全てこなしてくれています」

 ソダシの輝く馬体のように、ここまで一点の曇りもない。今や世界からも熱視線が送られるホワイトプリンセスが、府中で新たなる白毛伝説の扉を開ける。

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