【東京新馬戦】ソダシに続け!白毛の新星ハイアムズビーチ 萩原師「完成度高い」

2021年6月11日 05:30

東京デビュー予定のハイアムズビーチ(撮影・村上 大輔)

 今週、期待の白毛馬がデビューする。東京土曜5R(芝1400メートル)にスタンバイしているハイアムズビーチ(牝=萩原)。父は新種牡馬のドレフォン、母はユキチャン、いとこには桜花賞馬ソダシやハヤヤッコなどがいるシラユキヒメ一族だ。毛色から連想したという馬名の由来は、ギネス認定もされている「世界一白い砂のビーチ(オーストラリアのジャービスベイにある砂浜)」。その名の通り白毛の祖母、母のDNAを受け継いだ美しい真っ白な馬体が目を引く。

 調教では抜群のフットワークを見せており、身体能力の高さもうかがえる。本馬場(芝)での1週前追いには、コンビを組む北村宏がまたがり、馬なりで5F62秒4~1F11秒6の好時計をマーク。鞍上は「問題なく調整できている。芝の動きも軽かった」と好感触を口にしていた。萩原師も「完成度が高い。馬体がまとまっている。好レースを期待したい」と話す。大物感漂う白毛馬の新星に注目だ。

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