【福島新馬戦】“武藤厩舎期待の新馬”オーバーザウェイブ雨歓迎 武藤師「持久力がありそうでタフ」
2021年7月9日 05:30 【東西ドキュメント・美浦=8日】先週日曜の函館11R巴賞でナイママが3着と好走。武本が追いかけている1頭で、約1年ぶりの馬券圏内に歓喜した。函館は昨年3勝クラスを勝ち上がった舞台。レース前に武藤師も「土地勘があるし、思い出してくれれば…」と話していたが、やはり洋芝は得意だった。「しぶといね。条件が合えばいける。函館の方がいい」と言い、次は函館記念へ。出走できれば楽しみな存在だ。
同厩舎には福島日曜5R(芝2000メートル)に期待の新馬がスタンバイ。千葉サラブレッドセールで取引されたオーバーザウェイブ(牡、父フェノーメノ)。母ミセスリンゼイは仏G1ヴェルメイユ賞勝ち馬。ここまで乗り込み十分。「現状やれるべきことはやりました。持久力がありそうでタフ。セール後すぐに連れてきてから、ダメージのないままバリバリやっている。時計がかかった方がいい」と武藤師。週末は雨予報で、馬場が渋るのも好材料になる。