種牡馬ケイムホーム急死「突然の別れとなって残念」
2021年7月9日 18:05 日本軽種馬協会九州種馬場でけい養されていたケイムホーム(牡22、父ゴーンウエスト)が8日、午後10時10分に急性腹症のため死んだ。9日、JRAが発表。現役時代は米国でパシフィッククラシックSなどG1・3勝を含む重賞8勝を挙げ、通算12戦9勝で引退、03年に種牡馬入り。その後、日本に輸入されて08年から静内、18年から九州でけい養されていた。日本ではサウンドリアーナやタガノトネール、インティといった重賞ウイナーを出している。
▼本田博代壽氏(九州種馬場・獣医師)今年の種付けシーズンを無事、終えたところで突然の別れとなって残念です。普段は温厚で扱いやすい反面、オスとしての強さ、根性が備わっていました。九州の馬産発展に大きく貢献してくれ、残された産駒の活躍を期待します。これまで支持してくださった皆さまに心より感謝を申し上げます。