【七夕賞】クレッシェンドラヴ ハンデ58キロなら連覇いける!内田17年連続JRA重賞Vだ
2021年7月9日 05:30 七夕賞も鉄人に注目。今月26日に51歳の誕生日を迎える内田は、クレッシェンドラヴとともに同レース連覇に挑む。06年に年間524勝(JRA+地方)の新記録を樹立した剛腕にとっては17年連続のJRA重賞勝利が懸かる一戦。「感謝です。勝ちたくても勝てないジョッキーが山ほどいる世界なので」とチャンスのありがたみをかみしめての騎乗だ。
ミヤビランベリ(08、09年)以来、史上2頭目の連覇へ。19年は55キロで2着、昨年はトップハンデタイ57キロで優勝、今年は単独トップハンデの重量58キロを背負う。鞍上は「59キロじゃなくてよかった」と1キロ増にとどまったことを歓迎。七夕賞は荒れるハンデ戦のイメージが強いが、2年連続でトップハンデ馬が優勝中と実績馬が意地を見せるレースでもある。
「元々、G1で走れるような馬とは思っていなかった。それがここまで力を付けてくれた。いい意味で自分の予想を超えてくれている」と内田。これまで16度コンビを組み、一歩一歩階段を上がってきた。管理する林師も「この馬のことを一番分かっているのが内田騎手。全く心配していません」と人馬の絆に全幅の信頼を置く。今年もみちのくの名物重賞の主役は、内田&クレッシェンドラヴが譲らない。