小笹氏 キズナ産駒「セルキスの2021」を4億1000万円!この日の最高額落札「この馬と決めていた」

2021年7月14日 05:30

4億1000万円で落札されたセルキスの2021((C)Japan Racing Horce Association)

 キズナ産駒が4億円超えだ。「セルキスの2021」(牡)がこの日の最高額となる4億1000万円で落札された。購買者は小笹芳央氏。半兄に19年皐月賞2着、ダービーと菊花賞で3着に入るなどクラシック戦線で活躍したヴェロックスがいる良血。小笹芳央オーナーは「今年、絶対に落としたいのはこの馬と決めていた。3億を超えたあたりからワクワクドキドキしました。競り落とせて良かった。セリで勝っても勝負で勝たないと意味がない。競馬関係者の方々が“この馬がいい”と言ってくれたので信用しました」と安堵(あんど)の表情。栗東・矢作厩舎に入厩を予定している。小笹オーナーは昨年、米G1勝ちヨシダの全弟「ヒルダズパッションの2020」(父ハーツクライ)を3億8000万円で競り落としている。2年連続で当歳部門の最高額購入となった。

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