【中京新馬戦】ヴェールランス 母に続くV狙う 陣営「素直で軽い走り」
2021年10月1日 05:30 良血がベールを脱ぐ。中京土曜5R新馬戦(芝2000メートル)でデビューするヴェールランス(牡=藤岡、父キタサンブラック)は母が16年桜花賞馬ジュエラー、伯母に重賞4勝のワンカラットがいる。ともに藤岡厩舎で管理された、ゆかりの血統でもある。「乗り難しい面もなく、素直で軽い走りをしますね。芝の実戦に行って良さそうなタイプ。折り合いも付くと思います」と仲田助手。1カ月かけて十分に乗り込んできた。
母は新馬戦で勝利。その後もシンザン記念、チューリップ賞で連続2着と好走した。3歳牝馬戦線をにぎわして、G1のタイトルを手にした。「“自分を持っている”という点では、母と性格は少し似ていますね」。新種牡馬キタサンブラック産駒は先週の新馬戦で2勝、未勝利戦で1勝と2歳戦で計3勝を挙げた。この勢いに乗って、力強い第一歩をしるす。