JBCも中央も音無厩舎が魅せる
2021年11月3日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=2日】大もうけの予感で眠れない。記者歴30年のオサムでもそんな夜がある。オサムを熱くするのは、3日金沢&門別で行われるJBC。展開を考えれば考えるほど、的中しか見えてこない。特に面白そうなのがJBCスプリント。サクセスエナジーに◎を打ったが妙味は音無厩舎の2頭。サンライズノヴァ、モズスーパーフレアがともに微妙に軽視されている。が、指揮官は手応え十分なのだ。この3頭で決まればウハウハだ。
その音無厩舎、みやこSにダンビュライトを送り込む。7歳。28戦目にして初ダート挑戦。登録段階でわが目を疑った。「具合いいかって?具合も何も、やってみんと分からんがな。ただし血統的にはダートで走る馬が多い。強調材料はそれぐらいや」と指揮官。確かに音無厩舎でダート重賞を勝ちまくったクリソライト、クリソベリル兄弟はダンビュライトの母タンザナイトの妹の子供。ダートは“鬼”の牝系だ。満を持してのダート挑戦!?軽くは扱えないはずだ。