【京王杯2歳S】ラブリイユアアイズ 23年ぶり牝馬Vだ!府中で輝けロゴタイプ初年度産駒
2021年11月3日 05:30 無傷3連勝を狙うラブリイユアアイズは8月クローバー賞以来の実戦。98年ウメノファイバー以来23年ぶりの牝馬Vへ、陣営は確かな手応えをつかんでいる。
前走は向正面でハナを奪って2馬身半差の完勝。黒岩師が「まだまだ粗削り」と話すようにスピード能力で押し切る大味な内容だったが、裏を返せば潜在能力の底をまだ見せていない。中間は山元トレセン(宮城県)で調整。10月14日の帰厩後も順調に乗り込んできた。「毛ヅヤ、脚のむくみなど体調面がだいぶ良化してきた。体重がなかなか増えてこない点は課題として残るが、現状ではいい仕上がりにある」と師。火曜朝も坂路を元気に登坂し、快調ぶりをアピールした。
「初経験のことが多いので力試しの一戦にはなるが、楽しみを持って送り出せる」。父ロゴタイプは16年の安田記念でモーリスを完封。初年度産駒の孝行娘が同じ府中で輝きを放ち、父に重賞初勝利をプレゼントするか。