【フェブラリーS】福永祐一 カフェファラオ連覇導いた!復帰後初のG1で好騎乗「打ち合わせ通りいった」

2022年2月20日 16:16

フェブラリーステークスを連覇したカフェファラオ。鞍上の福永は笑顔でガッツポーズ(撮影・郡司 修)

 2022年のJRA・G1開幕を告げる砂王決定戦「第39回フェブラリーS」(ダート1600メートル)は20日、東京競馬場で行われ、2番人気カフェファラオ(牡5=堀)がコースレコードタイ記録となる1分33秒8をマークし復活V。昨年の同レース以来1年ぶりの勝利を挙げ、コパノリッキー(2014・15年)以来2頭目の連覇を達成した。

 鞍上の福永祐一は昨年ジャパンC(コントレイル)以来のJRA・G1制覇で通算32勝目。“テン乗り”でのJRA・G1制覇は2016年高松宮記念(ビッグアーサー)、2021年天皇賞・春(ワールドプレミア)に続く3勝目を挙げ「レース前に堀調教師と打ち合わせた作戦通りのポジションを取れた。あとはこの馬の気分を損ねないように。スタートはそれほど速くなかったが、うまくリカバリーできた。イメージ通りの隊列で、砂をかぶらない3番手。あとは直線で気を抜かせないよう、馬に遊ばれないよう注意した」とコメント。

 昨年12月の香港スプリントで落馬事故に巻き込まれ、左鎖骨を骨折してから復帰後初のG1を白星で飾り「(昨年暮れの落馬骨折から)まだ復帰していない段階で騎乗依頼を受けたので、いい状態で復帰しなければと思っていた。期待に応えたいと感じていたので、いい仕事ができてよかった」と喜んだ。

特集

2022年2月20日のニュース