【ファルコンS】“千四の鬼”カジュフェイス 得意条件で重賞獲りへ、森田師は鞍上に託す
2022年3月16日 05:30 カジュフェイスは人馬共に得意な条件で重賞タイトルを狙う。キャリア6戦で1200~1600メートルの距離を経験してきたが、1400メートルは2戦2勝と負けなし。昨年10月、当舞台の未勝利戦は逃げて4馬身差の楽勝だった。森田師が「時計も速かった」と評価するように、勝ち時計の1分21秒2は前日に行われたオープン特別のききょうS(勝ち馬ドーブネ)より0秒2速かった。ポテンシャルは重賞でも通用するはずだ。
今回は16年トウショウドラフタ、20年シャインガーネットで当レース2勝している田辺との新コンビ。指揮官は「引っ掛かっても引っ張り殺さないのが、うまいところやな。逃げなくてもいいから、どれだけなだめて乗ってくれるか」と鞍上に託す。香港、フランスのG1を逃げ切ったエイシンヒカリの産駒。父から受け継いだ非凡なスピードをフルに生かして粘り込む。