【大阪杯】ジャックドール 粘り切れず5着、ほろ苦G1初挑戦 落鉄も影響

2022年4月4日 05:30

<阪神11R・大阪杯>2着に終わり引き揚げるレイパパレ(左)と5着のジャックドール(撮影・奥 調)

 2番人気ジャックドールのG1初挑戦はほろ苦い5着に終わった。ハナを切って直線半ばまで先頭を死守したが、ゴール手前で力尽きた。藤岡佑は「右トモを落鉄していたけど、G1でも自分のスタイルで頑張ってくれた。人気に支持していただいたけれど、応えられなくて申し訳ない」と肩を落とした。

 この日の阪神は雨がぱらつき、良でも馬場は悪化していた。五分のスタートを決め1角を先頭で通過したが、藤岡佑は「スタートはいつもよりダッシュが利かない感じでした。出して行った分、(ペースが)いつもより速くなった」と振り返る。前半1000メートル通過は58秒8。加えて激しいプレッシャーも受けながらの逃げ。馬場状態を考慮すれば、ややオーバーペース気味となったか。それでも掲示板は死守。力は示した。

 藤岡師は「落鉄していた影響もあった。馬場が思った以上に悪かった。前半のペースも速かったけど、馬場が良ければ違ったかなと思います」と回顧。「今後は放牧に出して、秋に頑張ります」と逆襲を誓った。

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