【中山GJ】Vの11歳オジュウチョウサン、総獲得賞金9億円超え!同期の産駒は既にデビュー

2022年4月16日 17:57

<中山グランドジャンプ>レースを制したオジュウチョウサン(左)

 春の障害レース王者決定戦で、オジュウチョウサン(牡11=和田正)が偉業を達成した。

 16~20年にこのレースを5連覇したが、昨年は5着。7年連続の参戦となった今年、底力を見せて6度目の優勝を果たした。11歳以上の馬がJRA重賞を勝つのは11、12歳でこのレースを制した外国馬・カラジ以来だが、JRA所属馬としてはオジュウチョウサンが初めて。G1は9勝目となった。

 オジュウチョウサンは11年生まれで、父ステイゴールド 母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)の血統。38戦20勝(うち障害30戦18勝)とし、総獲得賞金は9億4137万7000円となった。

 13年10月に初レースとなった2歳新馬で11着。14年のダービーを制したワンアンドオンリー、皐月賞を勝ったイスラボニータ、国内外でG1を6勝したモーリスなどが同期となる。モーリス産駒は20年に、イスラボニータの産駒は昨年デビューしている。

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