【フローラS】父ブラックも手掛けた清水久師 キタサンシュガーに手応え「順調に乗り込めています」
2022年4月19日 05:30 関西からはフラワーC7着から反攻に挑むキタサンシュガー。父も管理した清水久詞厩舎の秘蔵っ子だ。
キタサンシュガーの父キタサンブラックは同じ清水久厩舎で管理された。G1・7勝の父から娘へ。担当者も一緒で、辻田厩務員が手がける。新馬勝ちの後でいきなりの重賞挑戦。フラワーCは7着に終わった。
「手探り状態ではあったんですけど、あんなに脚を使えるとは思いませんでした。展開的にも厳しかったと思います」
前半1000メートルが61秒3とスローで流れ、先行勢のワンツー。その中で最後方待機から直線で順位を押し上げた。まだキャリア2走、この中間も順調に調整を行っている。
「前走の後は放牧に出してひと息入れました。順調に乗り込めています。運動量を増やしていて、カイバも食べていますからね」
まだ伸びしろも見込めそう。前走で長距離輸送もクリア。初戦は上がり2位に0秒5差をつける、ワンランク上の末脚で差し切り。その取り口からも直線の長い府中は向く。厩舎ゆかりの血統で、さらなる高みを目指す。