【中京新馬戦】マラキナイア 騒ぐ世界の血、今年サウジ→ドバイで重賞連勝のステイフーリッシュ妹
2022年6月7日 05:30 最終週を迎える中京ではマラキナイア(牝=吉岡)に注目が集まっている。
いずれは国際舞台で走る姿を見てみたい。そう思わせる血統だ。11日の中京芝1600メートル戦でデビュー予定のマラキナイアは今年、サウジアラビア→ドバイで重賞を連勝したステイフーリッシュの妹。さらに父ジャスタウェイは14年ドバイターフを勝ち、その父ハーツクライも06年ドバイシーマクラシックを制した。世界で活躍するDNAを受け継いでいる。
ここ2週の追い切りはCWコースで年長馬相手に互角以上の動き。4日は6F81秒6~1F11秒9の好時計をマークした。田嶋助手は「闘争心があって抜かさせないですね。古馬相手でもしっかり動けていた。いいものを持っていると思います」と感触を口にする。
同じ社台レースホースの所有馬スターズオンアースは今年の牝馬2冠を制覇。早期デビューから偉大な先輩の背中を追う。同助手は「跳びも大きいので、ゆくゆくは距離が長くても良さそう。血統的にも楽しみですね」。馬名の意味はハワイ語で「3月のイルカ」。来春のクラシックロードで活躍を期待できる逸材だ。