【レパードS】タイセイドレフォン充実 前走8馬身差で古馬陣に圧勝
2022年8月1日 05:30 2週目に入る夏の新潟は3歳ダート重賞「第14回レパードS」がメイン。09年の第1回優勝馬トランセンドをはじめ、12年ホッコータルマエ、13年インカンテーションなど、ダート重賞で後々も活躍した優勝馬が多数。19年はハヤヤッコが白毛馬としてJRA重賞初Vを飾り、話題を呼んだ。今年もダートG1馬を目指せる逸材が集まった。
上昇馬が多い顔触れの中でもタイセイドレフォンの充実ぶりは目を引く。2走前の鳳雛S(2着)はハピに苦杯を喫したが、前走・弥富特別は8馬身差の圧勝で古馬陣を撃破。今回と同じコーナー4回の左回り1800メートルで圧勝したことは、初参戦の新潟にも結びつく。
そのタイセイドレフォンを鳳雛Sで破っているハピも優勝候補。強豪が集まった前走・ジャパンダートダービー(4着)で初黒星を喫したが、水が浮く特殊な不良馬場に加え、後方から運んだことを考えれば、よく追い上げている。左回りダート1800メートルの中京で2戦2勝。新潟へのコース替わりはプラスだろう。
関東では福島のいわき特別を楽勝したホウオウルーレットが注目。半兄にオメガパフュームがいる良血。底を見せていない魅力がある。2勝クラス快勝のカフジオクタゴン、関東オークス2着ラブパイローも上位争いに加わりそうだ。