ニュージーランド競馬の柳田泰己騎手が死去、28歳 3日のレースで落馬、意識戻らぬまま

2022年8月9日 18:33

 ケンブリッジ競馬場で開催された3日のレースで落馬し、意識不明の重体となっていたニュージーランド競馬の日本人ジョッキー・柳田泰己(たいき)騎手が9日、現地の病院で亡くなった。28歳。

 柳田騎手はケンブリッジ競馬場で開催された3日の9Rで落馬。頭部と頸椎にダメージを負い、重体だった。日本からは母親ら家族が駆け付け、懸命な処置が行われたものの、意識が戻らないまま、帰らぬ人となった。

 柳田騎手は大学中退後に同国に渡って、オサリバン厩舎で働きながら17年10月に騎手としてデビュー。同国で1577戦162勝(重賞2勝)の成績を残した。

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