女性騎手ミシェル JRAの通年免許最終2次試験進めず

2022年10月6日 10:26

ミカエル・ミシェル騎手(20年3月撮影)

 フランス人女性騎手のミカエル・ミシェル(27)が、9月28日に競馬学校(千葉県白井市)で受験したJRAの通年免許の第1次試験を不合格となった。来年1月に行われる最終2次試験に進むことはできなかった。

 M・デムーロ、モレイラも不合格となった難関の筆記試験。英語とフランス語に翻訳した厚さ20センチの過去問をやり込んで挑んだが、夢への壁は高かった。それでも試験前にミシェルは「もし今年がダメでも来年もチャレンジしたい。私の日本への愛は本物です」と話しており、来年以降も同試験を受験する見込み。19年夏のワールドオールスタージョッキーズで「日本に恋をしました」とのフレーズを残し、今回の来日時も感動で涙を流したミシェル。昨年の試験はコロナ禍で見送っており、夢への挑戦は始まったばかりだ。

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