G1・秋華賞（阪神芝2000メートル）を16日に控え、史上7頭目の牝馬3冠が懸かるスターズオンアースを送り出す高柳瑞師が12日、共同会見に臨んだ。

　――オークスを振り返って
　「能力の高い馬なので、結果が出て良かった。オークスの大外は正直、有利な枠ではないと思っていた。スタートをうまく決めていいポジションが取れた。ゴール前の伸びも素晴らしかった」

　――その後、両前脚の剥離骨折もあった
　「手術後の回復は順調で、予定通り山元トレセンで調整できていた」

　――秋華賞に向けての立ち上げは
　「健康な馬を休ませての立ち上げではないので、多少は影響あるかもしれない」

　――1週前追い切りは
　「2週前追い切りよりも一段階上がった。段階を踏んで上がってきた感じだった。（動きも）良かったと思う」

　――今日の追い切りは
　「先週に比べてさらに上がったかなという感じ」

　――春と比べて
　「体は少し大きくなったかなという感じはする。元々、能力は高かったので、それを維持するというか順調な成長というか」

　――春先はもたれる面もあると聞いていた
　「完璧とは言いませんが、春に比べたらマシかなという感じ」

　――阪神2000が舞台
　「東京と比べると小回りなのでスムーズな競馬をしてほしい」

　――理想の流れは
　「ルメール騎手にお任せします」

　――3冠がかかる
　「すごく注目されているので、それなりにプレッシャーを感じている。馬のためにもなんとか結果を出してあげたい」

　――ファンにメッセージを
　「すごく能力の高い馬で、ここまでG1を2つ獲れた。なんとかもう1つ、いい結果を出したい」