G1・秋華賞（阪神芝2000メートル）を16日に控え、史上7頭目の牝馬3冠が懸かるスターズオンアース（高柳瑞）に騎乗するクリストフ・ルメール騎手が12日、共同会見に臨んだ。

　――オークスを振り返って
　「直線ではすごくいい感じだった。強いメンバーでスターズオンアースはすごくいい競馬をしてくれた。彼女の本当の能力を見せてくれた」

　――1週前追い切りは
　「先週、いい追い切りしてくれた。スターズオンアースの状態は良かった。だんだん状態が良くなってきた。今週はほとんどトップコンディションになった。今週はG1で勝つ自信がある」

　――最終追い切りは
　「すごくいい感じだった。直線段々ペースアップしたし、すぐ反応した。ラストはすごくいい脚を使ってくれた。呼吸も良かった。馬の状態は良さそう」

　――春と比べて
　「たぶんパワーアップした。またエンジンがあるし、体も強い」

　――阪神2000メートルが舞台
　「阪神の2000メートルで結構、スピードを使えないといけない。東京の2400と阪神の2000は全然、違う。オークスの時はいいポジションを取れた。1600メートルを勝つことができた。できれば結構、いいスタートをしたい、前の方にいきたい」

　――メンバーは
　「強いメンバー。勝つためには能力がたくさん必要」

　――3冠が懸かっている
　「スターズオンアースにとっては大きな挑戦。3冠馬になったらみんな喜ぶと思う。オークスはほんと強かった。桜花賞も短い距離ですごくいい瞬発力を見せてくれた。今回も2000メートルでいい競馬を期待している」

　――ファンにメッセージを
　「3冠を獲りたいです。みなさん応援してください、競馬を楽しんでください」

　――スタセリタが祖母だが
　「モチベーションがたくさんある。スタセリタではフランス・オークスを勝って、ソウルスターリング、スタセリタの子でオークスを勝って今回、グランドドウター（孫）でオークスを勝って。スタセリタとロードストーリーですね。3冠を獲ればすごくうれしいと思う。もちろん、モチベーションはたくさんある」