【秋華賞】ウインエクレール 絶好舞台で輝く!陣営「どっしりしていますよ」

2022年10月12日 05:30

調教から引き揚げるウインエクレール

 【G1ドキュメント・栗東=11日】先週3日間開催の影響で火曜が全休日。G1ウイーク特有のピリッとした雰囲気はなかったが、申請済みの厩舎は馬場入りが可能。新谷は調教スタンド付近で見慣れない馬を発見した。栗東滞在の関東馬ウインエクレールだ。この日はCWコースを気分良さそうに周回。その後、出張馬房へ。菅田助手は「先週金曜に栗東に来ました。翌日から運動を開始。美浦にいる時と変わらないですね。環境の変化に動じることなく、どっしりしていますよ」と入厩後の様子を報告した。

 畠山厩舎の先輩でもある半兄ウインブライトは父ステイゴールドと同じく香港で強さを発揮。19年クイーンエリザベス2世カップ、香港カップとG1・2勝、翌年の香港カップ2着を最後に現役を引退した。兄の調教役も務めた菅田助手は「チャカつくところはあるけど、きょうだいと比べると余計なことはせず、おとなしいタイプ」とエクレールの特徴を伝える。

 札幌の前走・STV賞(3勝クラス)は道中3番手から押し切り狙いも直線、フォワードアゲンの強襲を浴びて2着。1番人気に応えられなかったが内回りのここにつながる競馬ができた。「前走は良化途上の段階でも力を示してくれました。折り合いもついたし、1F延長で初の2000メートルでも心配はしていません」。振り返れば春はスイートピーS勝ち。優先出走権を確保したオークスは中2週の間隔と距離適性を考慮し、出走を見送った。その分も…とラスト1冠に懸ける陣営の思いは強い。

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