【菊花賞】Vチューバ―・エクアに任せろ!ヴェローナシチーで高配ペロリ

2022年10月22日 05:30

樫桜華エクア

 クラシックの締めくくり「第83回菊花賞」は23日、阪神競馬場でゲートインする。先週の秋華賞を○◎△で的中したVチューバーの樫桜華(かしおか)エクア(年齢非公表)が菊花賞研究の成果を発表。長距離レースの新概念「中速クルージング能力」が一番高いヴェローナシチーを◎に指名して高配当ゲットを狙う。中間1000メートルを「めちゃくちゃスムーズに走って4角出口先頭」と断言した。

 こんにちワールドプレミア。19年菊花賞で馬券師のじっちゃんは「やっぱりユタカ」とワールドプレミア(武豊騎乗1着)の単勝ゲット。「長丁場は騎手」という格言もありますが、買った理由が騎手なのは「それでいいのか馬券師」と思いました。じっちゃんには秘密ですが…。

 運動会の徒競走ってスタートから全力で走って最後はバテますよね。競馬ファンとしてはラスト20メートルでグンとスピードを上げて前をかわしたいのですが、最後に末脚を残すなんて至難の業。陸上の100メートルみたいにセパレートコースならともかく、徒競走は1周するオープンコースなので、前を取られると不利。理想としてはダッシュして、息を入れて、最後に加速したいのですが、これが難しい。

 一緒にするわけではありませんが、菊花賞にもそういう難しさがあります。序盤はポジションを取るために速く、中盤は体力の消耗を抑えるために緩めて、終盤に加速。特にラップが遅くなる中盤が難所。遅くといっても200メートルあたり12秒が13秒になる程度。駆け足やスキップのような低速ではない。だけど最後に末脚を繰り出すスタミナを残さないといけない。菊花賞の3000メートルには、高速の末脚に備える速すぎず遅すぎない中ぐらいの速さ=「中速」でスムーズに運ぶ能力が必要です。これを「中速クルージング能力」と名付けました。菊花賞を制するのはそれが高い馬です!典型が去年の菊花賞タイトルホルダーですね。では今年、中速クルージングが上手な馬は?

 ズバリ、ヴェローナシチーです。過去8戦で1勝、2着3回、3着3回、5着1回。「上がり3ハロン」と呼ばれるラストの600メートルでは8戦のうち5戦が最速なのに勝ち切れなかった馬ですが、そこがむしろ今回の推しポイントになります。

 この馬は、芝中距離で序~中盤の基本となる200メートル12秒台のラップを追走するのが上手ではありません。フットワークが大きくていつも置いていかれます。そこで追いかけると一気にスイッチが入るので我慢。後半置かれた位置から押し上げるレースをするも届かない…がパターン。みんなが卓球ラケットで卓球する中、一人テニスラケットを持っている感じでしょうか。

 でも、その走りを分析すると菊花賞中盤の理想ラップである13秒ならめちゃくちゃスムーズなはず。そう、「中速クルージング」はお手の物という確信があります。中盤1000メートルをこれまで押したり引いたりしていたのがうそみたいにスムーズに走って、4角出口先頭に立つ姿が見えます!(12)から買います。パカラッチェ!

 ▽昨年の菊花賞 タイトルホルダーが「中速クルージング」の典型ラップを刻んだ。序盤から先頭に立ち、3000メートルを1000メートル刻みで60秒0~65秒4~59秒2。真ん中の1000メートルでの楽しげな走りから「中速クルージング能力」は相当高かったことが分かる。5馬身差の圧勝だった。

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