【ジャパンC】(7)テュネス ムルザバエフが好状態アピール「勝算はある」

2022年11月25日 05:30

ダートコースで調整するテュネス(撮影・村上 大輔)

 ドイツ馬テュネスは、主戦ムルザバエフを背にダートコースを1周。1F14~16秒台のラップを刻んで軽快に駆け抜けた。初来日の鞍上は「馬の機嫌がとても良かった。参加する以上は勝ちたい。日本の馬は強いが勝算はある」と力強い。

 シールゲン師は5度目のジャパンC挑戦。11年には同年の凱旋門賞馬デインドリームで臨んだが、1番人気6着に敗れた。「デインドリームはその年の最後の出走(8戦目)で疲れがあった。でもテュネスはまだ3戦しかしていない。フレッシュだし、前走も圧勝(10馬身差)だから」と違いを強調。騎手時代には95年Vランド(ジャパンCはロバーツ騎乗)の手綱を取った経験もあり「キャラクターは違うが、ランドと同じクラスの馬だと思う」と語気を強めた。枠も「1~10番」の希望通り7番をゲット。今年3戦3勝が全て道悪だけに「それほど速い馬場にならなければチャンスはある」と締めくくった。

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