【チャンピオンズC】テーオーケインズ 連覇へ1強ムード 3歳クラウンプライドの成長にも注目

2022年11月28日 05:21

史上2頭目のチャンピオンズC連覇を目指す テーオーケインズ

 今週から中山、中京、阪神の3場で師走の開催がスタート。中京ではダートの頂上決戦「第23回チャンピオンズC」が行われる。G1では昨年のスプリンターズS以来、出走全馬が関西馬となった。中でも昨年の覇者テーオーケインズの1強ムードだ。絶対的王者に挑む3歳から8歳まで幅広い世代が集結した。

 連覇を狙うテーオーケインズが不動の主役だ。昨年のこのレースは前年の覇者チュウワウィザード以下に6馬身差をつける文字通りの圧勝。あの決定的な着差を詰めるのは容易ではない。その後は海外遠征(サウジカップ8着)を経験し、帰国初戦の平安Sと前走・JBCクラシックで重賞2勝を上積み。いくらか余裕があった前走をひと叩きして上積みが見込める。10&11年トランセンド(当時はジャパンCダート)以来となる史上2頭目の連覇を目指す。

 3歳クラウンプライドの成長が目覚ましい。前走・JBCクラシックは果敢な逃げを選択。2着に甘んじたが積極的な立ち回りには好感が持てた。ドバイ、米遠征を経験し、精神的にたくましくなっている。行って良し、控えても脚を使えるタイプだ。

 勢いならジュンライトボルト。ダートに切り替えて2、1、1着と軌道に乗った。前走・シリウスSは確信の抜け出しで重賞初制覇。真っ向勝負で王者に挑む。みやこSでは後方からの競馬で新たな味を引き出したサンライズホープ、そのみやこSでスムーズさを欠きながら0秒1差4着に食い込んだ3歳ハピの成長力も魅力。中京ダートは【2・1・0・0】と相性がいい。

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