【有馬記念】タイトルホルダー2週前追いで躍動感たっぷり 栗田師「少しずつ体も絞れてきた」

2022年12月8日 12:22

追い切りを行うタイトルホルダー(撮影・西川祐介)

 有馬記念(25日、中山)の2週前追いが8日、行われた。G13勝馬のタイトルホルダー(牡4=栗田)はWコースで6F83秒9~1F11秒8。単走で外ラチ沿いをのびやかに、躍動感たっぷりに駆け抜けた。

 動きを見守った栗田師は「1・5周。時計は長めに6Fから。予定通りで少しずつ上がってきています。フォームだったり、落ち着きだったりが良くなっている。毛ヅヤも良くなって、少しずつ体も絞れてきた」と穏やかな表情で切り出した。

 10月の凱旋門賞11着後は放牧で充電。11月16日に美浦に帰厩して。有馬記念に備えた。指揮官は「放牧先でも見ましたが、海外から帰っていろいろ確認したい部分もあるので、早めに美浦に戻した。思った通りにリラックスしているし、誤差がない。あれっという部分がない」と順調な課程に目を細める。

 次週の1週前追いは「ジョッキー(横山和)を乗せる予定。天気次第だけど、来週も木曜(15日)になると思う」と今後の調教指針を明かした。前走・凱旋門賞こそ苦杯を喫したが、今年国内では日経賞→天皇賞・春→宝塚記念と不敗3戦全勝。国内最強を懸けた大一番が刻一刻と近づいている。

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