【有馬記念】(7)エフフォーリア 青帽で復権へ横山武納得「真ん中より内に入って良かった」

2022年12月23日 05:30

雨の降る美浦トレセンで調整するエフフォーリア(撮影・西川祐介)

 史上5頭目の有馬記念連覇を目指すエフフォーリアが幸運の「4枠7番」をゲットした。実はG1初制覇を飾った昨春の皐月賞と全く同じ青帽&馬番(16頭立て)。横山武は「皐月賞と同じ?そこはあまり意識していなかったですが、真ん中より内に入って良かった」と笑みを浮かべた。

 鹿戸師は「この馬はどれだけ自分の競馬ができるかが大事。いろいろ考え、ブリンカーを着けることにしました。最初のコーナーのところが鍵になるので、そこまで集中して走れば」と前走宝塚記念(6着)に続くブリンカー着用を決断した。

 今年2戦は阪神で苦杯を喫しているが、ホームの中山は2戦2勝。単勝2.1倍の断然人気に応えた昨年の有馬記念はファンの脳裏に焼き付いている。指揮官は「コースには自信あります。この馬が一番強いと思っています」と復権を祈っていた。

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