【東海S】武豊 JRA通算4400勝へ燃えよクリノドラゴン!全5勝コンビ相性抜群

2023年1月18日 05:30

武豊

 冬の中京ダート重賞「第40回東海S」(22日)は混戦ムードが漂う。JRA通算4400勝に残り2勝とした名手・武豊とのコンビで全5勝を挙げるクリノドラゴン(牡5=大橋)は昨年11月のJBCクラシックで4着と健闘し、続く浦和記念で重賞初制覇を飾った。本格化を遂げた実力馬が得意のロングスパートで重賞連勝を狙う。

 心身ともに充実期に入った。クリノドラゴンは昨年11月の浦和記念で重賞初制覇。道中9番手に控え、向正面から得意のロングスパートで進出すると直線、馬群の外から一気に突き抜けた。担当の岩元助手は「(武)ユタカさんが上手に乗ってくれました。以前と比べてオンとオフの切り替えができるようになり、精神面がだいぶ大人になっている。僕自身も(トレセンに入って)重賞初勝利だったのでうれしかった」と笑みを浮かべる。

 20年10月に湯窪厩舎からデビューし、芝で走った唯一の新馬戦が18頭立ての16着。勝ち馬はのちの21年ダービー馬シャフリヤールだった。21年2月の定年解散に伴い、大橋厩舎に転厩。地道にキャリアを積み重ね、4走前・西日本スポーツ杯を制してオープン入り。前々走・JBCクラシックでは1着テーオーケインズ、2着クラウンプライドなどの強敵を相手に中団から差して4着と見せ場をつくった。

 これまで8人のジョッキーとコンビを組んだが武豊で全5勝。誰よりも手が合う。岩元助手は「一戦ごとに“良くなっているよ”と褒めてくれる。毎日、馬を触っているのは僕だけど、ユタカさんの方が馬のことを一番よく分かっていると思う。それが何よりの強みですね」と胸を張る。

 前走後は放牧を挟んで先月22日に帰厩。ここに照準を合わせ、入念に乗り込んだ。「中間のリフレッシュが良かった。いい意味で変わらないし、状態は良さそう」と出来の良さを強調しつつ、「他馬に負けない末脚がある。今回も楽しみだし、勝てば夢が膨らむ」と続けた。今年の最大目標は、この先にあるG1タイトル獲得。大舞台に向けて、重賞連勝で弾みをつけたい。

 【回避】東海Sに出走を予定していたサルサディオーネ(牝9=堀)が回避する。17日、JRAが発表した。

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