【AJC杯】ノースブリッジ 久々不安なし中山歓迎!右回りスムーズ、奥村武師「距離は心配していない」
2023年1月18日 05:20 中山のAJC杯で重賞2勝目を狙うのがノースブリッジ。G1初挑戦だった前走の天皇賞・秋は11着。奥村武師は「毎日王冠から中2週というタイトなローテも厳しかった。調教も少し攻めすぎた」と振り返る。
この中間は在厩で調整。「1週前追いは少し迫力が不足も悪くない動き。不安なところは特にない」と休み明けでも順調な仕上がりぶりだ。中山は3歳時のセントライト記念(10着)以来。だが師は「昨年は天皇賞という目標があったので東京ばかり使ったが、左回りは軸がブレるタイプ。本来は右回りの方がスムーズ。この馬のベストパフォーマンスは(2戦目の中山)葉牡丹賞(4馬身差V)と思っている」。コース攻略に自信をのぞかせる。
デビュー当初は逃げ一手だったが、実戦を重ねて脚質に幅も出た。「自在性も出て折り合いもつくので、距離は心配していない」と師。「あくまで今回の内容次第」と前置きした上で「ここでいい競馬ができれば大阪杯に行きたい」。春の大目標へ向けて、真価を問う一戦となる。