【日本ダービー】Vチューバー・エクア ベラジオオペラ皐月賞10着からの逆転劇

2023年5月28日 05:30

椿姫となったエクアがダービーをベラジオオペラで仕留める

 いよいよダービー!私は予想スタイルに「隙あらば穴」を掲げていますが、ダービーは「隙なくとも穴」――最高峰のレースで妥協なく配当を追求していきまスーパールナ。スーパールナは◎の父母母母です。

 皐月賞からダービーの間で良くなった馬は多くいます。ソールオリエンスの馬体は輝いていますし、ファントムシーフは闘志をみなぎらせています。ただ「輝き」や「闘志」は主観です。一方で、客観的に明確に変化があった馬もいます。その馬を本命にしました。

 ◎ベラジオオペラ。スポニチにはG1週の火曜に鈴木康弘先生の馬体診断があります。私も読者として楽しみにしており、皐月賞とダービーの馬体写真を見て一つ気づきました。ベラジオオペラの左前脚です。

 皐月賞(10着)では接着装蹄がされていますが、ダービーの左前脚はすっきり。接着装蹄は能力に減退をもたらすものではないものの、あの道悪で馬場をつかむ必要があった蹄。当時が十全だったとも思えません。皐月賞を振り返った岸本助手が「逆手前(軸脚が反対)になってコーナーで外に膨れてしまいました」と話しており、アッ!と思いました。レース後、短期放牧に出して、蹄や脚元、メンタル面をケア。追い切りはあえて前を追いかけ過ぎず、気分良く走らせています。左前脚の装蹄方法が替わったのは客観的な事実。主観的にも気配は上向いています。

 そして最内枠1番。Cコース替わり1週目の良馬場で、隣のスキルヴィングは差し脚質。好位インの絶好ポジションに最も近い位置です。金曜朝も入念なゲート練習をして、月野木助手は「念を入れて」と説明したそうですが、陣営の狙う戦術と、士気の高さが伝わってくる気がします。

 「痛みがないわ。体中に力が湧いてくる」――

 オペラ「椿姫」のセリフですね。ベラジオオペラの逆襲期待!パカラッチェ!!(Vチューバー)

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