【日本ダービー】競馬の祭典で悲劇…2番人気スキルヴィング、急性心不全で死す 17着ゴール後に倒れる

2023年5月28日 16:56

最後に入線したルメール騎乗のスキルヴィング(撮影・河野 光希)

 日本ダービーは、タスティエーラ(牡3=堀)が制し、20年に生産されたサラブレッド7708頭の頂点に立った。勝ち時計は2分25秒2。

 競馬の祭典で悲劇が起きた。前走のG2・青葉賞を制して2番人気に支持されたスキルヴィング(牡3=木村)は、直線ではまったく反応せず。17着でゴールすると歩き出し、ルメールが下馬した後に芝コースに倒れこんだ。

 ルメールは心配そうにスキルヴィングをなで、パートナーは馬運車で運ばれた。その後、急性心不全で死亡が確認された。

 ▼日本ダービー 競馬発祥の地・英国の第1回ダービーは1780年にマイルで開催された。4年後に2400メートルに延長。その英国に範を取り、日本で第1回は1932年「東京優駿大競走」とし、当時は目黒にあった東京競馬場で開催。2年後に現在の府中へ。競馬の祭典として定着している。

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