【日本ダービー】8着ファントムシーフの武豊「向正面で勇気が足りなかったのかもしれない」
2023年5月28日 17:03 競馬の祭典「日本ダービー」は、タスティエーラ(牡3=堀)が制し、20年に生産されたサラブレッド7708頭の頂点に立った。
皐月賞3着から臨んだファントムシーフ(牡3=西村)は8着に終わった。
史上初の2度目の連覇&史上最多7勝目を狙った武豊は、ファントムシーフにこのレースが初騎乗。69年ぶりのテン乗り制覇はレーン騎乗のタスティエーラが実現した。
武豊は「スタートはあまり速くなかったです。ペースも遅くて(道中で)少し位置を押し上げたけど結果的に、もっと行くべきだったかも。向正面で勇気が足りなかったのかもしれない」と振り返った。
▼日本ダービー 競馬発祥の地・英国の第1回ダービーは1780年にマイルで開催された。4年後に2400メートルに延長。その英国に範を取り、日本で第1回は1932年「東京優駿大競走」とし、当時は目黒にあった東京競馬場で開催。2年後に現在の府中へ。競馬の祭典として定着している。