【セレクトセール総括】2日間の落札額は最高更新 吉田照哉氏「驚きに近い数字」
2023年7月12日 05:302日目は231頭が上場され、219頭が落札(落札率94・8%)。総落札価格は147億8000万円、平均落札額は6749万円に上った。ドゥラメンテ産駒が不在の当歳セリの中心は、新種牡馬コントレイル産駒、1歳セリでも盛況だったキタサンブラック産駒。クリソベリル産駒などのファーストクロップも人気を集めた。2日間の合計は昨年の257億6250万円を更新する281億4500万円。主催した日本競走馬協会会長代行の吉田照哉氏は「驚きに近い数字ですね。日本人の競馬に対する思いの強さと、高くてもいい馬を持ちたいという結果だと思います。(新種牡馬の)コントレイルは体がしっかりとして、いい形の馬が多いし、キタサンブラックは今一番、走る馬ですからね。競馬場にも人が戻って来ているし、(バイヤーが)日本の馬に興味があるということだと思います」と話した。