【小倉新馬戦】ホウオウセイメイ 仕上がり順調 半兄ブラックスピネルより「いいキャンターをしている」
2023年8月15日 05:25 小倉日曜5Rは芝1800メートルの新馬戦。昨年のダービー馬ドウデュースが初陣を飾った舞台で、今年も注目のカードになりそうだ。
新種牡馬レイデオロ産駒のホウオウセイメイ(牡=音無)の仕上がりがいい。21年セレクトセール当歳セリで1億9800万円(税込み)で取引された高額馬。先月15日に入厩後も順調に調整が進められ、1週前はコンビを組む岩田望を背にCWコースで6F82秒3~1F12秒8を刻み、ピンネシリ(2歳新馬)に2馬身先着した。
生野助手は「先週の動きも良かったし、順調に本数をこなせています。大型馬(推定530キロ)で追うごとに良化してきました」と好仕上がりをアピールする。
厩舎の先輩でもある半兄ブラックスピネルは17年東京新聞杯などJRA5勝を挙げた。同助手は「同時期の兄に比べ、いいキャンターをしています。少し馬っけを出したりするが、気性面の難しさはない。血統的にも楽しみにしているし、条件的にも合っていると思います」と期待を口にした。