【スプリンターズS】5着メイケイエールの池添「やめる面も見せず、伸びてくれました」

2023年10月1日 17:12

 秋のG1戦線の開幕を告げるスプリンターズSは、3番人気ママコチャ(牝4=池江)が制し、G1初制覇を飾った。

 メイケイエール(牝5=武英)は5着。国内外で9度目のG1挑戦も悲願のタイトルには届かなかった。騎乗した池添は「返し馬はいつも通りに先出しで落ち着いていました。レース直前に吉田助手とメンコとパシュファイアーをどうするか相談しました。G1なので外して、勝負にいきました」と話した。

 その上で「3コーナーでナムラ(クレア)が外に出てきて、そこで接触するロスがあって、痛かったです。それでも直線はここ2戦のようなやめる面も見せず、伸びてくれました。ストライドの大きな馬なので本当は1200メートルの馬ではないのですが、能力でカバーしてくれています。きょうはメンコとパシュファイアーを外しても、我慢して走ってくれたのは良かったです」と振り返った。

 ▼スプリンターズS 67年7月に創設。84年のグレード制導入でG3に格付けされ、87年にG2格上げ、第24回を迎えた90年にG1昇格した。時期も12月中旬だったが、00年に今の時期に移され、秋の芝スプリント王決定戦として定着。

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2023年10月1日のニュース