【凱旋門賞】スルーセブンシーズ健闘4着 エースインパクトが無敗戴冠!!

2023年10月1日 23:11

スルーセブンシーズ

 日本から参戦したスルーセブンシーズ(牝5=尾関)は4着と健闘したが、今年も日本馬による世界一の夢はかなわなかった。フランスダービー馬のエースインパクトが無傷の6連勝で戴冠した。

 手綱を取ったのはルメール。「フランス人だし、凱旋門賞を勝つのは夢以上のこと。さらに日本の馬で勝つことができれば素晴らしいね。チャンスはあると思うし、全力で頑張ります」と意気込んでいたが、海外のライバルが立ちはだかった。

 初めて日本馬が凱旋門賞に挑戦したのが69年のスピードシンボリ。着外から歴史は始まり、99年エルコンドルパサー、10年ナカヤマフェスタ、12、13年オルフェーヴルと2着が4度。無敗で3冠を達成したディープインパクトは06年に3位入線後に失格となった。

 数々の名馬が挑んできた最高峰の舞台。悲願のタイトルは来年以降に持ち越しとなった。

 ▼凱旋門賞 1920年に創設。毎年10月の第1日曜に、フランスのパリロンシャンで開催される。英国ダービーやケンタッキーダービーと並ぶ世界最高峰のレースの一つ。

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