武豊「残念、無念」の乗り替わり 5R後に右足負傷
2023年10月30日 05:28 昨年のダービー馬ドウデュースで天皇賞・秋に参戦予定だった武豊(54)が、東京5Rの新馬戦終了後に騎乗馬に蹴られて右足を負傷。11R天皇賞・秋の戸崎への乗り替わりを含め、9R→松山、10R→戸崎と計3鞍で騎手変更となった。
5Rのレース終了後に下馬所に引き揚げてきた武豊は、騎乗馬の腹帯を取ろうとした際に右太腿を蹴られ、その場でうずくまった。その後、自力で検量室に戻りアイシングを行っていたが、当日の騎乗を断念した。松葉づえをついて姿を見せた武豊は「残念、無念。鞍を外した時に蹴られてしまいました。長年やっていて初めてのことでした。右足を蹴られました。乗れるかなと思ったけど、みるみるうちに痛みと腫れが増していきました。歩けないですからね。骨折はしていません。早く治します」と話した。
天皇賞・秋では武豊ドウデュースと、ルメールのイクイノックスとの昨年ダービー以来の再戦に注目が集まっていた。騎手変更が場内アナウンスで発表されると、東京競馬場には大きなどよめきが湧き起こった。