【天皇賞・秋】ジャスティンパレスは追い込んで2着 杉山晴師「負けて悔しいけど納得感もある」

2023年10月30日 05:27

 ジャスティンパレスが10番手から追い込んで2着。レース後、杉山晴師は「ゲートが決まれば(ハナに)行くことも頭にあった」と明かしたが、好スタートを切った隣枠のイクイノックスがサッと3番手につけたのとは対照的に、ジャスティンパレスは後方から2頭目。ただし逃げたジャックドールがマークした1000メートルの通過タイムは57秒7のハイペース。道中で無理に押し上げなかったことが、メンバー最速の上がり3F33秒7の末脚を繰り出すことにつながった。スタートで立ち遅れたことが功を奏した形だ。

 横山武は「思った以上にペースが流れて、結果的にいいポジションになった。イクイノックスは強かったけど、この馬自身よく走っています」と褒めた。

 今春の天皇賞馬。ステイヤーのイメージもあり、中距離で最速上がりの末脚に杉山晴師も驚きを隠さなかった。「こういう脚を使えるイメージはなかった。この時計ですから…。負けて悔しいけど納得感もある」と語った。

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