【BCフィリー&メアスプリント】メイケイエールは9着 池添「最後は余力がなくなった」

2023年11月5日 11:14

 米国競馬の祭典ブリーダーズカップ(BC)最終日が4日(日本時間5日)に行われ、フィリー&メアスプリントに日本から参戦したメイケイエール(牝5=武英)は最下位となる9着。日本で重賞6勝の実績を積み上げ、悲願のG1制覇を目指し初の米国遠征、そしてダートに挑戦したが悔しい結果に終わった。グッドナイトオリーブが勝利した。

 メイケイエールは後方追走から3角で手応えが悪くなり、直線では伸びを欠いた。池添は「スタートは隣の馬に少し入られてしまったのですが、その後はそこまでムキになることもなく、中団くらいにつけられましたが、3角過ぎからペースを持続することが苦しくなり、最後は少し余力がなくなってしまいました。返し馬も落ち着いて我慢してくれていましたし、良い形でゲート裏までは行けました。馬も良い状態でレースに臨むことができましたし、勝つつもりで乗ったのですが、結果が伴わなかったことは本当に残念です」と振り返った。
 
 武英師は「スタートしてから外の馬に入られてスピードに乗るまでに時間を要しましたが、3角までは順調でした。馬場は合うと思いましたが(走りに)影響したようです。メイケイエールは落ち着いて雰囲気も良く、返し馬をみてやれるなと思いました。残念ですが(メイケイエールに)いろいろな経験をさせてもらって感謝しています。どのくらい現役を続けられるか分かりませんが、良い走りができるようこれからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

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